解析の概要
解析モデルと排気等値面
表面風速分布と排気等値面 拡大
【広域での煙突拡散解析】
煙突拡散問題では、往々にして数km四方の広域でのシミュレーションが必要な場合があります。周辺の地域形状や起状はシミュレーション結果に直接影響するので、適切な地形データから入念に調査して出来るだけ正確にモデル化を行ないます。
【上記画像の説明】
煙突からの排気の風量が多くて高温の場合は、上空に高く登って高所の風に乗って遠くまで拡散します。 これに対して煙突からの風量が少ない場合は敷地周辺に排気が滞留する傾向があります。
解析の詳細
等値面と表面風速分布
等値面と表面風速分布拡大(低排気温度)
粒子軌跡と表面風速分布
粒子軌跡と表面風速分布拡大
・解析の目的
煙突拡散問題では、往々にして数km四方の広域でのシミュレーションが必要な場合があります。
周辺の地盤形状や起伏はシミュレーション結果に直接影響するので、適切な地形データから入念に調査して出来るだけ正確にモデル化を行います。
・解析の内容
本件でも、丘陵に囲まれ海に面した工場からの煙突排気のシミュレーションを行うに当たり、図面や国土数値情報などを元に、自社敷地周辺あるいは対岸の敷地に位置する住戸や工場建家を逐次モデル化して、CFDにより排煙の影響がないかを予測します。 煙突からの排気の風量が多くて高温の場合は、上空に高く登って高所の風に乗って遠くまで拡散します。 これに対して煙突からの風量が少ない場合は敷地周辺に排気が滞留する傾向があります。 設備の立ち上がり時や設備を更新した直後は風量が不安定になりがちなので、条件設定には注意が必要です。
・お問い合わせ
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