通風:世界遺産Hoian古代家屋 通風解析

解析の概要

現屋根 断面速度分布+ベクトル表示

逆屋根 断面温度分布+ベクトル表示

【世界遺産Hoian古代家屋 通風解析】

 ベトナムにはホヤン(Hoian)と言う世界遺産に指定されている場所があり、そこに現存する13世紀頃に建てられた古代の住宅中は、赤道に近い暑い土地柄にも関わらず涼しい事が知られています。

 

【上記画像の説明】

 この住宅の形状を再現してWindPerfectによる通風シミュレーションを実施したところ、風に対する屋根の形状により戸内への風の入り方が大きく異なる事が分かりました。すなわち、現状の屋根の形状を逆勾配(逆屋根)にしたり大型化(大屋根)するよりも、現状の屋根形状(現屋根)が最も風を戸内に呼び込みやすい事が分かりました。このような古代の人たちの知恵が数値シミュレーションで裏付けられたのは大変意義深いことです。

解析の詳細

     


    現屋根 断面速度分布+ベクトル表示

     


    逆屋根 断面速度分布+ベクトル表示

     


    大屋根 断面速度分布+ベクトル表示

     


    現屋根 パーティクルベクトル表示(速度)

     


    逆屋根 パーティクルベクトル表示(速度)

     


    大屋根 パーティクルベクトル表示(速度)
・解析の内容
 この住宅の形状を再現してWindPerfectによる通風シミュレーションを実施したところ、風に対する屋根の形状により戸内への風の入り方が大きく異なる事が分かりました。すなわち、現状の屋根の形状を逆勾配(逆屋根)にしたり大型化(大屋根)するよりも、現状の屋根形状(現屋根)が最も風を戸内に呼び込みやすい事が分かりました。このような古代の人たちの知恵が数値シミュレーションで裏付けられたのは大変意義深いことです。

  • 現屋根 解析モデル図

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  • 逆屋根 解析モデル図

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  • 大屋根 解析モデル図

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