解析の概要
冷却塔高さでの平面温度分布
平面速度分布+高温域3D表示
【冷却塔群の熱気流シミュレーション】
本例では、2箇所に分けて設置された冷却塔群と建物形状を正確に再現し、複数の卓越風条件での熱排気の滞留範囲を予測しています。
【上記の画像の説明】
平均風のもとでも冷却塔群近傍での風速はあまり早くなく、発生した熱気は拡散せず冷却塔群の周りに大きく滞留しています。
解析の詳細
解析モデル図
断面温度・風速分布図
冷却塔からの熱気プリューム図
冷却塔周辺平面温度分布図
・解析の目的
最近の高層ビルでは多数の冷却塔が設置され使用されています。しかし多くの場合、その設置場所や設置方法は何らかの検討をして決めた訳ではなく、経験と実績で決まっていることが大半です。 熱気流シミュレーションによる熱源からの熱移流予測アプローチは、客観的で定量的な評価により最適な設置場所の策定を可能にします。
・解析の内容
本例では、2箇所に分けて設置された冷却塔群と建物形状を正確に再現し、複数の卓越風条件での熱排気の滞留範囲を予測しています。平均風のもとでも冷却塔群近傍での風速はあまり速くなく、発生した熱気は拡散せず冷却塔群の周りに大きく滞留しています。熱気の偏在を解消するために、冷却塔の配置を一部変更したり建物形状や擁壁を局部的に変更するなどの対策が必要で、そのための検証も必須となります。
・お問い合わせ
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