解析の概要
表面風速と煙突排気の高温域
排気の粒子軌跡
【超高層ビル煙突排気シミュレーション】
超高層ビルには必ず大きな煙突排気が塔屋に設置されます。ビルの屋上付近は非常に高風速なので煙突付近の排気は乱れて想定外の箇所が過熱する可能性があります。
【上記画像の説明】
超高層ビルの周辺気流は常に高風速であり、自身の剥離流により後流域も含めて乱れています。 いくつかの風量の異なる煙突排気は、自身の浮力により上昇して後流側に流れて拡散するものもあれば、大気に混合して浮力を無くし塔屋周辺の渦流に巻き込まれて滞留するものもあります。
解析の詳細
表面ベクトル+等値面(温度)
表面温度+温度等値面
・解析の目的
超高層ビルには必ず大きな煙突排気が塔屋に設置されます。ビル屋上付近は非常に高風速なので煙突付近の排気は乱れ想定外の箇所が過熱する可能性があります。高温になった躯体は変色やひび割れ等に繋がるので、適切な対策が必要になります。
・解析の内容
本解析でも、超高層ビルの周辺気流は常に高風速であり、自身の剥離流により後流域も含めて乱れています。 いくつかの風量の異なる煙突排気は、自身の浮力により上昇して後流側に流れて拡散するものもあれば、大気に混合して浮力を無くし塔屋周辺の渦流に巻き込まれて滞留するものもあります。 運用状況にもよりますが、塔屋周辺の外装を熱気で痛めないような煙突配置を心がける必要があります。 また、自社建物や周辺建物、ヘリポート等に影響を及ぼさない煙突配置策定が肝要です。
解析モデル図
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