解析の詳細
【解析結果】
<風の道解析>
独シュツットガルト市が盆地からの冷涼な風を切れ目なく流れ込ませるため都市計画に導入。
WindPerfectによる風解析から、いくつかの風の道の存在が確認された。
図7 木場公園の風解析(高さ1m)
図8 隅田川の風解析(高さ1m)
図9 風の進路図
【解析結果】
<ヒートアイランド解析>
解析対象の緑地6地域すべてにおいて、公園内の表面温度が建物や道路面の表面温度より低いことを確認することが出来た。
また、大きな風速を与えることで、地表面温度は低下することが確認できた。
図10 亀戸中央公園の熱解析
図11 臨海の熱解析
※本件は、法政大学大学院デザイン工学研究科空間分析研究室(当時)の鈴木俊也氏の研究です。
・解析の目的
風は高層ビル等の障害物による不規則な乱れを生じ、また車による移動流などが人工的に風や熱を変えてしまう可能性がある。
そのため、江東区全域という広範囲を移動観測だけでは、その時々の影響を受けやすく正確なデータとは言いきれない。
比較的広い範囲で定量的に風・外部熱解析が可能なWindperfectDXを用いて、観測日である8月15日の気象条件を与え、対象地域のヒートアイランドシミュレーションを実施。
実測調査で得られた知見との整合性を確認するとともに、各地域で得られる現状の風の道の把握を行う。
・解析の内容
ヒートアイランドの解析モデルは、CADで7km四方の3Dデータを構築し作成。
格子数:約400万、x-y平面:5m/GRID
図1 解析対象地域図
図2 3Dモデルの作成①図
図3 3Dモデルの作成②図
図4 境界条件図
図5 気象条件図
図6 解析データと地図データの重ね合わせ
格子数:約400万、x-y平面:5m/GRID
図1 解析対象地域図
図2 3Dモデルの作成①図
図3 3Dモデルの作成②図
図4 境界条件図
図5 気象条件図
図6 解析データと地図データの重ね合わせ
・お問い合わせ
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