私は、今までに、BSIジャパンが主催するISO19650の講義を講師として24回担当し、500人以上の方々を育ててきました。その講義で、皆さん最初に戸惑われているのが、英語の略語です。初めて聞く多くの英語の略語とそれらの意味に圧倒されて、なかなか講義に入り込めないという方もおられます。略語は、わかる人には良く理解できるのですが、わからない人には全く伝わりません。しかし、逆に、これが理解できれば、早く的確に伝えることができるので便利だと思います。
我々も日常会話の中で、略語はとてもよく使っています。たとえばSNSなどがそうですね。これは、Social networking serviceの略語ですが、ツイッターやインスタグラム、ラインなどを指す言葉です。でも海外では通じないようで、和製英語といえます。海外では「SNS」ではなく「Social media」と呼んでいるようです。 このように略語って、うまく使うと便利ですけど、知られていないと通じないということになります。
例えば、海外で使われている略語としては、ASAP(アサップ)があります。
「ASAP」とは、「as soon as possible」で、できるだけ早くという意味です。日本では「なる早」という略語になりますね。
このように、わかる人には良くわかるけれど、わからない人にはまったく通じないのが英略語ですね。
本題のBIM関連の英略語について話してゆきます。plammerly社から、「BIM関連の略字TOP50:知りたかったけど知るのが怖かった英略字のすべて」という記事が出ていますので、そこから引用してみたいと思います。