1)Revitにて計算対象の建物のデータを作成する。
2)DXF(またはSTL)にてデータ保存。
3)WindPerfectにRevitデータを取り込む。
4)メッシュを調整し、格子モデルを作成。Revitデータからの形状変更も、WindPerfect上で可能である。例えば壁に開口を設ける等可能。
5)発熱条件(壁面、窓等の負荷)設定。
発熱等条件は、条件を与えたい場所にプリミティブ(下図オレンジ色のパーツ)を置くことにより設定する。
6)パーツを使って天井カセット(4風向吹き出し)を配置する。
パーツは使用するパーツを選択後、ウインドウ内でダブルクリックすることにより配置する。
マウスで自由に移動できる、または座標指定により位置を決めることも可能。
7)計算方法の設定にて各種チェックした後、ジョブの開始で計算スタート。計算終了後、結果の読み込みにて表示。
“温度分布+速度ベクトル表示”“パーティクル表示”“ボクセル表示”、アニメーション等、結果のビジュアル化方法の選択肢は多彩。
速度分布+速度ベクトル表示:
天井カセットの4風向吹き出し風速の影響、居住域の風速分布が判る。
ボクセル(等値面)-速度表示:
0.7m/secの等値面の表示。吹き出し気流の影響範囲が判る。
速度分布+速度ベクトル表示:
天井カセットの4風向吹き出し風速の影響、居住域の風速分布が判る。
PMV分布表示:
PMV=予想平均温冷感申告表示により、窓際(ペリメータ部)が暑いことが判る。
SVE3(空気齢)分布表示:
空気齢(SVE3)は、給気口から室内に入ってきた空気が室内のある場所に到達するまでにかかる時間。
空気齢が小さいほど空気が新鮮であるので、天井カセットからの気流の影響付近では値が小さい。
SVE6(空気余命)分布表示:
空気余命(SVE6)は空気が室内のある位置に着いてから排気口に至るまでの時間に対応する。
排気口から排出される時間が長い(滞留している・排気口が遠い)ほど空気余命の値が高いので、上図矢印の部屋が高い値となっている。
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