一般熱流体解析

 WindPerfectは、建築・土木系以外の多くの熱流体問題も解析することが出来ます。
機械・自動車や電気・電子機器などの分野でも、流れの速さや温度分布のつき方など数値熱流体解析の評価が重要な場面が少なくありません。流れと熱の専門家である私どもは、数値シミュレーションによって懸案の設計条件の検討や効率的でコストの掛からない設備・施設の評価を行い、お客様の要望を実現するための最善の提案とサポートをします。

機械系熱流体解析

 機械系熱流体解析は様々な炉や流路・流体機械が対象になります。
機械のメカニズムに即した性能予測のための合理的なモデル化や、実条件を適確に再現する条件設定が解析の成否を決めるキーとなります。
・加熱炉、熱処理炉や種々の連続炉・バッチ炉などの炉体や製品の熱解析
・シリンダ・弁・ダクト・ボイラーなど流体機器内の流動状態評価
・ファン・ホンプなどの回転機器や連続鋳造機・タンディッシュなどの流動解析
・チャンバー・ウォータージャケット内の内部流動予測
・車両・鉄道車両周辺の気流シミュレーション,車室内の空調解析
・エンジンルームの熱流れ評価・雪入り解析・水入り解析 など

 

【機械系熱流体解析事例】
電気・電子系熱流体解析
 電子系解析でポイントになるのは、解析対象となるデバイス(素子)が所定温度になるか否かを確認することです。しかし、例えば基盤上の素子群はそれぞれ発熱量が異なり、適切な冷却がなされるとは限りません。
送風量やデバイスの配置などを見直し、各素子が適正な温度になるよう見直す必要があります。
・発熱を伴う電子機器・筐体内の熱流動状態予測
・発熱デバイスを含む機器の熱伝導連成解析と放熱設計
・電源ユニット、発電施設の内部・外部熱流動状態予測
・冷蔵庫・エアコン・オーブンなどの熱流動状態解析 など

 

【電気・電子系熱流体解析事例】
火災関連解析
 非常に極端な熱発生量を伴う解析があります。そのような場合、発生する熱対流が空間内あるいは熱源周辺に強い流動と温度変化を起こさせます。また、このような現象は広がる高熱や濃度の非定常拡散が多くの場合問題となります。
更に高熱の炉口など、火災を上回る発熱量の拡散源からの対流を評価する場合も想定され応用範囲は広いものがあります。
・熱対流による火災プリューム(安定上昇流)の再現
・サーマル(爆発的上昇流)の再現
・火源を設定しての様々な空間内の火災蓄煙(3次元煙流動)シミュレーション
 (初期火災・定常火災・テロによる爆発物や毒物の拡散も含む)
・火災と同等かそれを上回る熱源(精錬炉・加熱炉など)の熱対流解析及び
 移流拡散解析

 

【火災関連解析事例】
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